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FXとは
FX(Foreign eXchange)= 外国為替 証拠金取引
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異なる二国間の通貨を交換すること 証拠金を担保に取引すること
例えば
1ドル=120円で買う
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1ドル=125円で売る
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差額の5円が儲けに!
※ついでに言うとこれを円安と言います
FXと株式投資の違い
FXと株式投資の違いをまとめると注目すべきは取引時間です。株式投資は1日の中で決められた時間内でしか取引できないのに対して FX はマーケットが世界中に開かれているので平日なら24時間取引可能です。また FX は売買手数料が基本的にかからないもので他の金融商品よりも手軽に始めることができます。その他、株の売買は3000社以上の銘柄が存在し調べるのに手間がかかりますが FX ならば限られた通貨ペアを分析するだけで済むというメリットがあります。
FXのメリット
メリット1_取引コストが安い
まずあげられるのが取引コスト( FX 会社に支払う手数料)の安さです。株や外貨預金に比べて取引にかかる費用が安いため取引を重ねても効率的に利益を得ることができます。
メリット2_少ない資金でも取引が可能
少額の資金でも大きな取引ができるのも FX のメリットです。レバレッジと呼ばれる仕組みにより資金の25倍まで取引することができるため、かなり資金効率の高い運用が可能となります。
メリット3_平日は24時間取引できる
取引時間が昼間に限られている金融商品が多いのですが FX なら平日は24時間いつでも取引することが可能です。時間に縛られることなく自由に取引できるので忙しい方でも始められます。
メリット4_デモトレードで練習できる
国内のほとんどの FX 会社にはデモトレードができる環境にあります(無料でメールアドレスさえあればすぐにIDとパスワードが貰えます)ある程度経験を積んでからリアルトレードを行えるのは素人にとって大きなメリットです。
メリット5_円高でも円安でもチャンス
株をはじめとする金融商品は円高が続くと株安も連動するため利益を上げにくくなります。その一方で FX は円高でも円安でも稼ぐことができ継続的な資産運用が可能です。
FXのデメリット
デメリット1_元本割れ
勝てるトレードルールを適用・・・ FX では用意した資金がトレードの結果によっていることもあり得ます。そのためきちんとしたルールに則してトレードする必要があります。
デメリット2_ FX 会社が破綻
信託保全制度・・・日本の保険 FX 会社には証拠金を信託先となる銀行に保管しなければいけないルールがあるため万が一倒産しても顧客の資金は守られます。
デメリット3_取引中の操作ミス
デモトレードで事前に練習する・・・買いと売りを間違えるなどの操作ミスを防ぐにはデモトレードで練習し操作に慣れておくことが重要です。本格運用前に必ず練習しましょう。
デメリット4_取引環境のトラブル
複数の取引環境を準備しておく・・・使用中のパソコンが壊れたりネット接続が停止するなどのトラブルに備えてトレードできる環境や端末は複数確保しておくべきです。
FXに必要なもの
証拠金(資金)
証拠金とは FX の取引を行うのに必要な資金のことです。。。。。 FX 会社によって最初の取引通貨単位は異なりますが,数百円という少額から取引できるところもありますので女性にも人気があります。
取引口座
取引するには FX 会社へ開設した取引口座が必要です。その口座に資金を預け入れることで初めて取引が可能となります。
情報端末(パソコン、スマホ、タブレットなど)
FX の取引は口座を開設した FX 会社の取引プラットフォームや MT 4というチャートソフトを通じて行います。そのためインターネットに接続した情報端末が必須です。
インターネット環境
FX の取引はインターネットを通じて行います。回線速度は早いに越したことはありませんがあまり気にしなくても大丈夫です。
レバレッジってとは
レバレッジとは口座に預けたお金の何倍、何十倍もの金額の取引をすることができる制度です。
例えばレバレッジ100倍の口座に10万円を証拠金として差し入れると最大でその100倍1000万円分の取引が出来るのです。
なお株式の信用取引も同じようにレバレッジがかかりますが自己資金の3倍程度です。それに対して FX は海外では100倍200倍最高では800倍超まであります。
このように FX は比較的少ない元手で効率よく稼げる可能性があります。これも自己資金が少ない素人にとって大きな魅力です。
通貨ペアとは
二つの通貨の組み合わせのことを通貨ペアと呼びます。 FX ではこれを対象に取引します。
トレードスタイルとは
FX の取引には大きく分けて四つあります
スキャルピング・・・1回の取引が数秒から数分で決済するトレードです
デイトレード・・・数十分から1日以内で決済するトレードです
スイングトレード・・・決済まで数日から数週間ポジションを保有するトレードです
スワップトレード・・・数日から数ヶ月ポジションを保有し通貨間の金利差を狙うもの
自動売買 ・・・プログラムが自動的に売買を行います
裁量取引のメリット・デメリット
チャートを分析して自分の手で売買注文を入れるのが最良取引です。実際のチャートの動きを分析し相場に長く向き合うことでトレード技術や状況に合わせた判断力決断力が身につきます。全て自分の考えで行う為メンタルの影響を強く受けるというデメリットもありますが、初心者はまず FX の基本的なスキルを学べる裁量取引から始めるのが無難です。
自動売買のメリット・デメリット
自動売買ではプログラムに任せて自動的に売買が実行されるので相場に張り付く必要がないのが最大のメリットです。まだ仕事中や就寝中でもトレードが行われるためチャンスを逃しません。ただしトレードは自動でもプログラムの選別や大まかな相場観、自動売買特有の運用テクニックなどが求められる点には注意が必要です。
世界三大市場とは
東京市場・・・日本時間9時~17時
ロンドン市場・・・日本時間16時~24時
ニューヨーク市場・・・22時~翌6時
ファンダメンタルズ分析とは
世界各国の政治経済金融の状況をもとに通貨の力関係を見極めることです。
主なファンダメンタルズを要素として
景気
株価
政治動向
金融政策
地政学
要人発言
人口統計
天災があります。
注目すべき経済指標とは
FOMC 政策金利発表
FOMC はアメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会の理事等で構成される金融政策の最高意思決定機関で年8回会合を開きます。アメリカの金利動向に大きな影響を与えることから最も注目されます。
アメリカ雇用統計
基本的に毎月第一金曜日の日本時間夜に発表されるアメリカの労働市場に関する最重要経済指標です。世界中の市場参加者が注目しており結果次第で相場が大きく動きます。
アメリカ求人労働移動調査
アメリカの求人採用離職といった労働需要の動向を示した経済指標でアメリカ労働省が毎月発表しています。求人数が市場予想を上回るとアメリカの絆が強いと考えられます。